評価:
横山 秀夫 文藝春秋 ¥ 1,697 コメント:日航機御巣鷹山墜落を追う地元新聞社の記者にスポットを当てた作品。作者が元記者なだけあって、新聞社の光と影がリアルに描かれている。登場人物も善悪はっきり分かれていないので、それが逆に人間らしくてリアル。 |
評価:
筒井 康隆 新潮社 ¥ 529 コメント:完全なファンタジーで、変な能力の持ち主やありえないシチュエーションなんだけど、何故か引き込まれてしまう。アルケミストに少し似てるような気もします。1話完結型なので、ゆっくり読みたい。 |
評価:
三谷 幸喜 幻冬舎 ¥ 617 コメント:織田信長亡き後、後継ぎ争いに集まった豊臣秀吉・柴田勝家らの駆け引きがテーマ。歴史物なのに、さすが三谷幸喜っていう笑いがとまらない本。映画が俄然見たくなりました。 |
評価:
--- --- --- コメント:朝ドラで話題になった柳原百連の生涯。林真理子さんは、女性にしかわからない汚い内面を魅力的に描くのが上手ですね。めちゃくちゃなことをしているようにも見える百連だけど、なぜか憎めないようキャラクターになっています。話にどんどん引き込まれる作品。 |
評価:
有川 浩 幻冬舎 ¥ 576 コメント:阪急電車で繰り広げられる様々な人の様々なストーリーが、有川浩らしい爽やかなタッチで描かれます。毎日の通勤や通学で、電車の中で少しずつ読みたい本。 |
評価:
太宰 治 集英社 ¥ 281 コメント:恥ずかしながら今頃読破。又吉さんが50回は読んだというのもうなずけます。太宰治という人その人の自叙伝だけど、ドラマチックさに心動き、その分最後に何とも言えない虚無感が襲う。 |
評価:
横山 秀夫 講談社 ¥ 659 コメント:飛行機の特攻隊は知られているけど、潜水艦の特攻隊があったことはあまり知られていません。「回天」という名のその恐ろしい兵器に乗ることになった若者とその仲間の青春が、美しくも悲しいストーリー。戦後70周年の今だから読みたい一冊。 |
評価:
垣根 涼介 新潮社 ¥ 761 コメント:戦後、国の棄民政策に騙されてアマゾンへと渡って過酷な運命を強いられた人々。そんな仲間や家族の雪辱を果たすために、男達が外務省相手にある計画を立てる。読み始めと読み終りのイメージが全然違うけど、ハラハラドキドキホッコリ、そして色々学べる本でした。 |
評価:
伊坂 幸太郎 講談社 ¥ 637 コメント:スタートは面白いかもと思ったけど、どんどん面白くなくなった。情報社会への警告なのか、自ら成長する組織の恐ろしさなのか、結局何が言いたかったのかもよくわかんないし。懲りすぎ感。 |
評価:
山崎 豊子 新潮社 コメント:癒着と不正にまみれたJALの闇を暴くほぼノンフィクション小説。御巣鷹山墜落など実際にあった事件・事故も詳細に描かれる。連載されていた当時は、JAL側から大変な圧力があったといわれるけど、少なくとも書かれて困ることがあったってことだろう。自分の会社を見つめなおすきっかけにもなる本。 |
評価:
東野 圭吾 文藝春秋 コメント:東野作品にしては珍しく、犯行動機が意外と安直。もちろんそれが狙いなのかもしれませんが。子供のためなら何でもできる。親ってそういうもんなんでしょうね。 |
評価:
桐野 夏生 新潮社 コメント:流れ着いた無人島「トーキョー」が舞台に、1人の女と男達の生活が始まる。ハーレム、裏切り、そして妊娠をきっかけに変化する世界を通して、女の強さを描いた…のかな。 |
評価:
フランツ・カフカ 新潮社 ¥ 350 コメント:朝起きたらイモムシになっていた…という衝撃的なスタートをきる作品で、「海辺のカフカ」など多くの小説家が題材としている名作。でもまだ読書経験の浅い私には、気持ち悪さと後味の悪さが残るばかりで、本質までは読み解けませんでした。またいつか読もう。 |
評価:
原田 マハ 新潮社 ¥ 724 コメント:夢中になって読んだ本。今ではすばらしく有名な画家であるルソーだが、生前は貧しくその才能を見いだされることも少なかったという。そんなルソーと彼のミューズである女性との出会いと別れ、時を超えてなお続く不思議な運命を、ロマンチックに描いた作品です。がぜん美術に興味が湧いてくる。 |
評価:
三浦 しをん 文藝春秋 ¥ 605 コメント:瑛太と松田龍平で映画化された直木賞受賞作品。便利屋として真面目に働く男と、その目の前に突然現れた常識外れの同級生が、便利屋の仕事を通して様々な問題を解決(?)していく人間ドラマ。淡々と読めます。 |
評価:
パウロ コエーリョ 角川書店 ¥ 596 コメント:誰もが胸に秘めている夢、だけど色んなことを言い訳にして、実現を諦めていませんか。この本はそんな疑問を投げかけてくれる本です。前向きで温かくて明日が少しだけ変わりそうな本。 |
評価:
和田 竜 新潮社 ¥ 1,728 コメント:瀬戸内で活躍した村上海賊と織田家の戦いを描いた歴史本。戦国の武将たちはなぜそこまでして戦ったのか。家を守るとは何か。現代に生きる私たちにはなかなかわからない思いに触れられます。戦いのシーンが多いので、途中少し飽きてしまったところも。 |
評価:
有川 浩 新潮社 ¥ 594 コメント:工業大学のサークルを舞台にした、絵に描いたような青春ストーリー。クサいけど嫌な感じがしないのは有川マジックか。1話完結型の章立てなので、隙間時間におすすめです。 |
評価:
岡本 嗣郎 集英社 ¥ 734 コメント:映画化もしてたので面白いのかなーと思って読んだけど、小説とはちょっと違った。昭和天皇を救った(というか、そっちの方向に遠回りだけど導いた)女性のことがつらつらと書かれてました。こういう人もいたんだねっていう感想にとどまる。 |
評価:
山崎 豊子 新潮社 コメント:やー面白い。びっくり。商社のことなんて正直全然知らなかったけど(就活でなぜそんなに商社が人気かもわからなかった)、世の中を動かす、これまさにってやつですね。主人公が魅力的でこれが実在する(伊藤忠商事元会長)っていうから驚き。1巻は商社よりも戦争の話が中心なので読むのもつらいけど、2巻からは一気読みできます。 |
評価:
中村 彰彦 文藝春秋 コメント:直木賞受賞作!!というので購入。戦争中捕虜から愛された収監所所長(実在)の話です。小説ではなくて歴史の読みものって感じで淡々としてますが、短いのですぐ読めました。 |